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魂の救出―モンロー研究所のヘミシンク技術が可能にした死後探索〈2〉 (「死後探索」シリーズ 2)

『正常と狂気の間(ハザマ)。』
ブルース・モーエン氏の前著「未知への旅立ち」の続編ともいうべき内容。ゆえに同氏の前著を読んでいないと分かりづらい。前著では驚くべき死後世界(別の意識の領域)の報告をしていたので本作も期待していたのだが、これは酷すぎる。主にゴーストバスターとしての体験を書いているのだが、あまりにも簡単に軽々と人々を救出してしまう描写の連続で読んでいてあきれ返ってしまう。人の心は複雑であり、人生で味わった経験や苦難は軽々しいものではない。現実世界で人を救うことがどれだけ難しいことだろうか。縁もゆかりもない第3者が困っている人にちょっと何か言ったところで劇的に良い方向に事態が変わることなどめったにない。もし私が困難な状況にある人を救おうとしたら精神的にも物質的にも相当な援助が必要となり相当なパワーを要するだろう。「地獄の猟犬」というエピソードに書かれていることだが、レスリーの叔母が最近亡くなったのでB・モーエン氏にあちらでの様子を見て来てほしいと依頼する。モーエン氏は叔母の名前を思い浮かべるとたちどころに叔母のところに行き救出活動をするのだがうまくいかない。すると「レスリーを呼びなさい」と天の声が聞こえ、すぐにレスリーが来る。そして叔母はレスリーが来たので安心してヘルパーたちに救出されるのだ。本書を読んでいて今まで疑うことのなかった死後世界に私は疑いを持ってしまった。これが本当のことならなぜ最初からレスリーに救出させなかったのだろう?縁もゆかりもないモーエン氏に救助活動させなくてももっとはやくレスリーにやらせればもっと早く叔母は救出されていたのに。極少数の特殊な能力がある人だけにしか死後世界が開かれていないというのも疑問だ。(死んだら行けるが生きているうちに死後世界を体験できる人は極少数)太陽の日差しは極少数の特殊な能力を持った人にだけにしかそそがれているものではない。雨もそうだ。雨は極少数の人にしか降らないのではなく、全員に平等に降り注ぐものだ。極少数の特殊な能力を持った人間だけが見られる世界は本当の世界ではない。本書を読んで感じたことはB級ホラー小説のようなノリと頭のイカれた狂気の世界だ。これが本当のことだと言うのなら、誰もが知っている未解決の殺人事件を解決してみるがいい。本書を読んで死後世界への疑惑はさらに加速してしまった・・・

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